材木屋のie守りです。
結婚して子供ができると、アパートやマンションでは手狭に感じることが多くなりますね。そんな時、多くの方が庭や駐車場付きの夢のマイホームを考えるようになります。
しかし、2023年8月時点での状況を考えると、物価や金利が上昇し、さらに省エネ基準適合が義務化に近づく中、高性能な住宅への要求も高まり、建築コストが増加している現状があります。
所得が伸び悩む中で建築コストや金利が上がると、ローンを組むのが難しくなり、夢のマイホームを諦める方が増えています。だからこそ、この厳しい状況下で後悔や失敗を避けるために、家づくりの基本を知り、慎重に計画を立てることが重要です。
これから家を新築される方の
この記事では、少しでも安くマイホームを建てるために知っておきたいこと、そして家づくりを始めるにあたっての手順や流れを解説します。
この記事を読むことで、夢のマイホームを諦めかけていた方に再挑戦のきっかけを提供し、目標達成のお手伝いができればと思っています。
家を建てると決まったら何からやればいい?
多くの人は家づくりをするのが初めてで何から進めていけばいいのか分かりません。
住宅専門誌を買ったり、ネットで家づくりの方法を調べる人がほとんどだと思いますが、ちょっと待ってください!
その前に✋
「家族みんなの理想を見える化」して下さい!
・こんな家に住みたい!
・心地の良い家とは?
・重要視したいこととは?
・外観や内装で理想のデザインがある?
などなど夢や希望など「ああしたい!こうしたい!」など家族みんなの意見をノートに書き出しましょう。
ノートに書き出して見える化が出来てきたところで意見をまとめていきましょう。
そうすると、何となく「家族みんなの意見が集まり、家の方向性」が見えてきたかと思います。
方向性が見えてきたら次は「ハウスメーカーで建てるのか、工務店で建てるのか」を決めましょう。
どっちで建てるのが良いか?
それぞれの特徴など細かく記載していますので、こちらの記事を参考にすると決めやすくなります。
ハウスメーカーで建てるのか、工務店で建てるのか、どちらで建てるのかが決まったら、「住宅情報誌を買い集めたり、ネットで理想の建築会社を検索して」情報を収集しましょう。
どっちで建てるのかを先に決めておくことで、余計な雑誌を購入したり、検索する時間を無駄に使わなくなります。
次にやりたいことは「ライフプランの作成」です。
子供が何人いて、子供の学費や家や車に使う費用、家族収入から家族支出を分かる範囲で算出します。
設定した住宅ローンを払い続けた場合に、赤字にならずに黒字の状態を維持できるのかシミュレーションをします。
このシミュレーションをすることで、住宅ローンを毎月いくらの支払いにすれば赤字にならずに老後を迎えることができるのか、をグラフで出すことができます。
ライフプランを知ることでお金への漠然とした不安がなくなりますので、建築会社を決める前にFP(ファイナンシャルプランナー)へ相談してライフプランを作成するといいでしょう。
この「保険チャンネル」では、自宅やカフェなどで無料でFPへ相談できます。PCやスマホでオンライン相談もでき、お金のプロが無料でライフプランを作成して提案します。
1分で結果が見えるライフプラン簡易シミュレーションもできます。
「保険チャンネル」はリクナビなど転職サイトや、ゼクシーやじゃらんなどの様々な事業を展開しているリクルートが運営していますので、個人情報の取り扱いやFPにも安心して相談できます。
ライフプランを作成して大まかな借り入れ額が決まったところで、実際に銀行など金融機関の「金利比較」をしていきましょう。
この金利比較は重要なポイントです。金利が変わると総支払額が変わってくるので、少しでも安く建てたい人はこの金利比較をしっかりやって少しでも金利が低い金融機関を選びましょう。
お近くの地方銀行だけでなく、ネット銀行の金利も比較しましょう。
ネット銀行の金利を提示することで、お住まい地域の金融機関との金利を下げる交渉材料としても使えます。
こちらのサイトなら無料で複数社の金利比較ができ、仮審査の申し込みまでできます。
この「保険チャンネル」と「モゲチェック」のサイトを上手に活用することが、お金に関する不安を軽減して、最安金利の銀行やオススメの銀行が分かります。
住宅ローンを借りるまでの手続きの流れが分かりますのでチェックすると良いでしょう。
工務店とハウスメーカーはどっちで建てる?
ここからは「ハウスメーカーで建てるのか、工務店で建てるのか」どっちで建てるのかを決めていきましょう。
先ほどの記事では、工務店とハウスメーカーのそれぞれの特徴から違いを知ることができます。
次に、家づくりの中で重要視することを家族みんなで出し合いましょう。
出し合ったことを「ハウスメーカーでできること、工務店でできること」に振り分けます。
こちらの記事の「工務店とハウスメーカーにできることのリスト」を参考に振り分けましょう。
この振り分けをすることで、どっちならたくさんある希望や理想を叶えることができるのかが分かるので選びやすくなります。
さらにこちらの記事では工務店とハウスメーカーの家づくりの違いや、それぞれのメリットとデメリットを記事にまとめました。
選びやすいように詳細にまとめました。この記事を読めば工務店とハウスメーカーの家づくりの違いがよく分かります。
優良工務店を見分ける【重要ポイント】
絞り込みをしてハウスメーカーで建てることが決まった方は、ハウスメーカーの情報誌を集め、ショールームに相談へ行きましょう。
続いて、ここからは工務店で建てることに決めた方へ、優良な工務店を見分る方法を解説していきます。
工務店を探す中で、「どこで建てるかを決める」のは非常に難しいところです。
それもそのはずで、工務店の数は全国で見て約17万社あります。規模の違いはありますがその中から1社だけ選ぶのですから。
僕もこの工務店選びは苦労しました。仕事柄、優良な工務店をたくさん知っているので、お客さんの中から選ぶことは大きな決断でした。
難しい決断ですがココを慎重に楽しみながら進めるのがとても重要です。
ココが決まることで夢のマイホームにグッと近づきます。
優良な工務店を探す
優良な工務店とはどんな工務店なのか、どんな家づくりをして、何を見れば優良な工務店なのか、が分かったところで、次は優良工務店を実際に探していきます。
工務店を探す方法はいろいろありますが、ここでは時間もお金もかけないシンプルな誰でもできる方法をお伝えします。
雑誌やネット広告に出てくる工務店も優良な工務店です。
ただお金を掛けて集客できている工務店は優良か?と聞かれたら答えは△ です。
広告費=お客様から頂いたお金
なのでお客さんからしたら支払ったお金は広告費ではなく自宅の建築費に当てて欲しいのは当然の意見です。
広告費は0円でやっている工務店もいますが、「工務店が建てた素晴らしい家」でも多くの方に認知されなければ「素晴らしい家」を建てることもできません。
地震に強い家にすることで、保険料と住宅ローンが安くなる!
ここからはプラン設計のところになってきますが、設計に入る前に理解しておくと少しでも安くすることができます。
メリット①
耐震等級3の建物なら金利Aプランのフラット35Sを利用することができます。
最もお得な金利プランでフラット35の借り入れ金利を当初10年間0.25%引き下げることができます。(2022年5月現在)
メリット②
地震保険を契約する際、新築する建物の耐震等級によって「耐震等級割引」の保険料の割引対象になります。
耐震等級3の場合、保険料の割引率50%
「許容応力度計算」の安全性の高い計算により、大きな地震に耐え、地震後も軽い補習程度で住み続けられる「耐震等級3」で建てることを強くオススメします。
さらに!「耐震等級3」で建てることで地震保険で耐震等級割引とフラット35Sの金利プランを使えるので、住宅コストが上がるどころか総支払額だと安くなるので、耐震等級3で建てる方が圧倒的にメリットがあります。
詳しくは下の記事をあわせてお読みください。
まとめ
物価が上昇し、住宅の高性能化も標準になったことで建築費が上がり、金利も上がってきているため住宅ローンの借り入れが難しい状況の方が増えてきていると聞くようになってきました。
この記事ではそんな方向けに、材木屋のie守りが
●少しでも安く建てれる
●無理だと思っていたマイホームが建てれる
●時間とお金を無駄に使わない
家づくりの手順をお伝えしました。
ライフプランを作成して未来の収支を確認して将来設計をしてお金に対する不安をなくし、お住まい地域の金融機関だけではなくネット銀行の金利を比較して、少しでも金利が安いところで住宅ローンを組みましょう。
無理のない範囲で安く住宅ローンを組み、夢のマイホームを手に入れましょう!
住宅コストを抑えて木造住宅で最強の地震に強い家を建てる方法を解説しています。詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
執筆者ie守りのプロフィール
職歴: 「材木・建材・住宅設備の営業職」として15年以上勤務し、新築やリフォーム物件向けに建築資材を提案・販売しています。
こだわり: 大工や工務店の皆さんに「常に新しい商品を提案する」ことを心がけています。これまでの建築資材営業の経験を活かし、建築会社からは得られない価値ある情報を発信します。
メッセージ: 建築業界のリアルな体験談を通じて、後悔しない家づくりをサポートし、毎日がHappyになるための情報をお届けします。
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