自宅の空き駐車場を使ってお小遣いを稼ぎたい——。
そんなときによく名前が挙がるのが「akippa」と「特P」の2つの駐車場シェアサービスです。
でも、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
実は我が家では、車2台分のスペースを使って「akippa」と「特P」に1台ずつ登録して、ダブル運用をしています。
この記事では、実際に運用してみてわかった収益の違いや、ダブル登録のメリット・注意点、さらに月極契約が決まったリアルな体験談まで詳しくご紹介します。これから駐車場の貸し出しを考えている方、どちらに登録するか迷っている方に、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
akippaと特P、ダブル登録は可能?【答え:OKです】

同時掲載は違反じゃない? → 利用規約も確認済み
まず結論からお伝えすると、akippaと特Pに同じ駐車スペースを登録することは問題ありません。
それぞれのサービスの利用規約を確認しましたが、「他のサービスへの登録禁止」などの記載はありませんでした。
実際に、SNSやブログでも両方に登録して使い分けているオーナーさんは多数おり、公式サポートに問い合わせた方が「併用OK」との回答を得たという情報も確認できました。
ただし注意点がひとつ。
ダブルブッキング(=同じ日時に両方から予約が入る)を避けるため、どちらかで予約が入った場合はもう一方の掲載を「非公開」にするなどの対応が必要です。

これは手動でも簡単にできるので、後ほど詳しく説明します。
登録はどちらも無料・スマホ完結・手軽!
両サービスとも、登録にお金は一切かかりません。
しかも、スマホ1台あれば15〜30分で登録作業が完了します。
① akippaの登録手順
- サイトまたはアプリからオーナー登録(メールアドレスと基本情報)
- 駐車場の情報を入力(住所、サイズ、利用可能時間など)
- 写真をアップロード(スマホで数枚撮影するだけでOK)
- 審査(通常1〜3営業日)
→ 審査完了後、掲載開始
② 特Pの登録手順
- オーナー登録(メールアドレス・氏名・電話番号)
- 駐車場の情報入力(地図上での位置指定や、サイズ・台数など)
- 写真のアップロード(案内看板の有無や入口の様子など)
- 審査(通常1〜3営業日)
→ 掲載開始の通知が来ればすぐに運用開始可能
どちらもスマホ対応の管理画面が使いやすく、予約状況の確認や掲載の停止も数タップで完了します。
「登録したけどよくわからない…」という心配はほぼ不要です。
このように、コストゼロ・簡単・リスクなしでダブル登録は可能です。
「どちらかに偏らず、両方試してみて反応がよかったほうに絞る」こともできますので、まずはお試し感覚で始めてみるのがオススメです。
我が家の体験談:車2台分のスペースでakippaと特Pを“分けて登録”してみた結果
我が家の駐車場は車2台分のスペースがあります。
そのうち、1台分を「akippa」に、もう1台分を「特P」に登録して、それぞれのサービスを並行運用してみました。
実際にやってみると、両方を同時に試せるだけでなく、各サービスの特徴もはっきり見えてきて、とても参考になる結果が出ました。
✅ 最初の予約は「特P」からスタート
驚いたのは、最初の予約が入ったのが特Pだったこと。
「お、これは特Pが強いかも?」と期待したのですが、その後は利用頻度がやや低下。
しばらく様子を見ていたところ、もう1台分を登録していたakippaのほうが、徐々に安定して予約が増えてきたんです。
✅ 登録スペース別に見る利用傾向
実際のところ、半年ほど運用してみて見えてきた傾向は以下のとおりです:
- akippa(1台分):10件中8件の予約がここに集中
- 特P(1台分):2件ほど。ただし月極め契約が成立した実績あり

つまり、日々の収益はakippa、ワンチャンで大きいのが特Pという構図です。
✅ 報酬率の差も大事なポイント
ご存じの方もいるかもしれませんが、報酬率には大きな差があります。
- akippa:報酬率 約46.3%
- 特P:報酬率 約70%
単純に言えば、同じ価格設定でも、特Pの方が手取りは多くなる計算です。
この点では、特Pに期待していたのですが…利用者数が増えなければ意味がありません。
✅ 迷っていた時に、特Pで月極契約が決まった!
報酬率が高い特Pですが、利用者数が増えない状況が続き、「そろそろakippa一本に絞ろうかな…」と考えていたタイミングで、特Pに登録していたスペースで月極サブスク契約(月額3,000円)が成立しました。
内訳はこんな感じです👇
- サブスク料金:月額3,000円
- 手数料:300円
- 手取り:2,700円/月 × 最低6ヶ月保証

これは思わぬ大きな収穫でした。
✅ 直近の収益実績(2025年5月)
- akippa(1台分)
売上:5,760円 → 手取り:2,664円 - 特P(もう1台分)
月極サブスク:手取り 2,700円 - 合計:月間5,364円の報酬
価格設定をやや低めにしているので、大きな額ではありませんが、固定の副収入としては十分ありがたい金額です。
✅ まとめ:スペースが2台分あるなら“分けて使う”のがおすすめ!
今回の経験から感じたのは、2台分の駐車スペースがあるなら、片方ずつ別のサービスに登録してみるのが断然おすすめということ。
- どちらの予約が入りやすいか、比較できる
- 利用傾向や相性が自然と見えてくる
- 特Pでの“月極契約”という意外な収益チャンスもあり
無料で始められるうえに、解約や非公開も自由なので、迷っている方はとりあえず分けてダブル登録してみるのが一番です。
※登録する駐車場の周辺状況によって利用する客層が変わりますので、まずはダブル登録をしてどちらの収益が高くなるのかを実績値から算出してから絞り込むことをおすすめします。
ダブル登録のメリット3つとは?

akippaと特P、両方に自宅の駐車場を登録することで得られるメリットは想像以上に大きいです。
ここでは、実際にダブル登録をして感じた3つの大きなメリットをご紹介します。
① 集客のチャンスが2倍になる
サービスごとにユーザー層・使われやすい時間帯・エリアの強さが異なります。
たとえば、我が家の例では:
- 平日はakippaからの予約が多い
- 週末は特P(イベント利用)から予約が入る
というように、片方では空いていても、もう片方から予約が入ることがありました。
単純に掲載先を2倍にすることで、機会損失を防ぎ、稼働率を高められるのが一番のメリットです。
② 地域によって強いサービスが違う
akippaと特Pには、それぞれ「得意なエリア・用途の傾向」があります。
地域・用途 | 向いているサービス |
---|---|
駅チカ・都心・ビジネス利用 | akippa |
観光地・イベント施設近く | 特P |
たとえば、近所にスタジアムやフェス会場があるなら特Pの利用者が多く、
通勤・通学で需要があるエリアならakippaが有利、というケースがよくあります。
そのため、実際に両方に登録して数週間ほど様子を見てから判断するのが一番確実です。
③ 自由に切り替えられるのでリスクなし
どちらのサービスも、管理画面から「非公開」設定が簡単にできます。
たとえばこんな運用も可能です:
✅ akippaで予約が入った日は、特Pを非表示にする
✅ 特P側でイベント需要が多そうな日は、akippaを一時停止する
といったように、自分で状況に応じて運用を調整できるので、ダブル登録によるトラブルや混乱も起きません。
もちろん、どちらも登録・掲載は完全無料なので、金銭的なリスクも一切ありません。
ダブル登録の注意点と対策【トラブル回避のコツ】
akippaと特Pの“ダブル登録”は、集客や収益の面で大きなメリットがありますが、スムーズに運用するために知っておきたい注意点もあります。


ここでは、実際に運用してみて分かったポイントを解説します。
① ダブルブッキング(予約の重複)に注意!
✅ 内容
同じ日時に両サービスで予約が入ってしまう「ダブルブッキング」は、もっとも避けたいトラブルです。
✅ 対策
- 予約が入ったら、もう一方のサービスを「非公開」にする
→ 管理画面からワンクリックで切り替え可能です。 - メール通知 or プッシュ通知をONにしておく
→ 予約が入ったらすぐに把握でき、手動で対応できます。
② 利用条件・設定内容に差がある
✅ 内容
akippaと特Pでは、以下のように細かい利用条件や項目の名称・仕様が異なることがあります。
項目例 | akippa | 特P |
---|---|---|
最低貸出時間 | 15分単位 | 1時間単位が多い |
料金設定 | 平日/土日で分けられる | イベント料金など柔軟対応あり |
写真枚数 | 複数OK(審査あり) | 写真の角度・数にやや厳しい |
✅ 対策
- 登録時は、各サービスで入力項目をしっかり確認する
- 掲載前に「どちらが使いやすいか」「自分の駐車場に合っているか」を比べてみる
③ 忘れずに「カレンダー管理」しよう
✅ 内容
両サービスで予定がバラバラになってしまうと、どの日が空きで、どの日が予約済みか分かりにくくなることがあります。
✅ 対策
- Googleカレンダーやメモアプリで、自分用に「貸出スケジュール」を記録
- 定休日や使えない日があれば、両方のサービスで事前にブロックしておく
✅ 工夫すればトラブルは防げる!
akippaと特Pのダブル登録は、正しく使えば非常に効果的な戦略です。
注意点はあるものの、少しの工夫と管理で十分カバーできます。
「最初の数週間は慎重に運用 → 慣れてきたら自動化」
このステップで、安心して駐車場収益を最大化しましょう!ダブル登録しておいて“使い分け”することで、リスクなく柔軟に運用できます。
akippaと特P、最終的にどちらが稼げる?
報酬率は特Pが有利、でも予約数ではakippa
まずは数字から見てみましょう。両サービスには以下のような特徴があります。
■ 報酬率の比較(2025年時点)
サービス名 | オーナー報酬率 | 備考 |
---|---|---|
特P | 約70% | 価格設定は自由にできる(上限あり) |
akippa | 約46.3% | 手数料率が高め(2024年春以降引き上げあり) |
このように、報酬率(取り分)だけを見れば特Pの方が圧倒的に有利です。たとえば同じ「500円/日」で貸した場合:
- 特P → 350円の収入
- akippa → 約230円の収入
しかし、問題はここから。
実際に運用してみると、「特Pは予約数が少ないが単価は高め」、「akippaは予約数が多くて稼働率が高い」という傾向があります。
▶ 我が家の場合(2025年5月の実績)
- akippa:10件中8件の予約(=80%)
- 特P:10件中2件の予約(=20%)
→ akippaの方が圧倒的に“動いてくれる”印象です。
ただし、特Pで**月極めサブスク契約(3,000円/月×6か月)**が決まったことで、収益面では大きなプラスに。
このように、**akippaは「回転型」・特Pは「高単価型 or 定額型」**と捉えるとバランスが見えてきます。
結論:どちらも試してみるのが正解!
akippaと特P、それぞれに強みがあるため、どちらが「正解」かは立地・ターゲット層・目的次第です。
条件 | 向いているサービス |
---|---|
駅近・ビジネス街・平日の需要がある場所 | akippa |
観光地・イベント会場近く・週末中心の利用 | 特P |
長期的に安定収入を得たい | 特P(月極めがあるため) |
とにかく早く収益を得たい | akippa(掲載後すぐ予約が入りやすい) |
そして最大のポイントは、両方とも無料で使える&掲載停止も自由なこと。
「まず両方に登録 → 数週間様子を見て、成果が出た方を中心に運用する」

これが最も堅実で、収益を最大化できる方法です。
ダブル登録がおすすめな人の特徴
akippaと特P、どちらか一方だけ登録するよりも、両方に登録することで得られるメリットは多くあります。
とはいえ、全員に向いているわけではありません。ここでは、「ダブル登録が特におすすめな人」の特徴を3つご紹介します。
① とにかく空き時間を無駄にしたくない人
「せっかく駐車場を開けているのに、誰にも使われなかった…」というのはもったいないですよね。
特に予約が入りづらい平日や、アクセスが限定的な立地では、どちらか一方だけでは予約が入らないこともあります。
複数のサービスに登録しておけば、それぞれのユーザー層にリーチできるので、稼働率アップ=収益アップにつながります。
② 住宅街など“微妙な立地”のオーナーさん
駅前や商業施設の近くでない限り、「うちはそんなに借り手いないかも…」と思いがちです。
しかし、akippaと特Pでは得意なユーザー層や検索のアルゴリズムが違うため、
片方では埋まらない立地でも、もう一方では意外と需要がある場合があります。
実際、筆者の自宅(郊外の住宅地)では、平日はakippa、週末は特Pという使い分けで収益を得ています。

我が家は自宅から駅まで自転車で15分、周辺にはアパートやマンションがポツポツと建っています。駅周辺の駐車場は1日500円~1000円が相場。
③ いろいろ試してベストな方法を見つけたい人
「どちらのサービスが合うかはやってみないと分からない」というのが正直なところです。
それぞれ、登録も無料、掲載も手軽、停止や非公開もワンタップでできるので、試すハードルは限りなく低いです。
何より、1つに絞って“収益が伸びなかった”となるより、2つ試して結果を見たほうが確実に効率が良いです。
このように、少しでも稼働率や収益を上げたい人には、ダブル登録が非常に有効です。
特に「場所的に予約が入りづらいかも」と感じている方ほど、併用によるチャンス拡大の恩恵は大きくなります。
【結論】迷ったら両方登録!収益最大化の第一歩です
akippaと特Pはどちらも信頼性の高いシェアリングサービスで、貸主にとってはリスクゼロで始められる副収入の手段です。
2つに登録することで、
- 検索される確率が増える
- 利用者のニーズに広く対応できる
- 実際に比較しながら最適なサービスを選べる
というメリットしかない状態になります。
「どちらか一方にしぼる」より、最初は両方に登録 → 実際の予約状況を見て調整が、最も効率の良い方法だと実感しました。
「自宅の空きスペースを有効活用したい」なら、まずは両方に登録して、実際の反応を見ることをおすすめします。
✅ 今すぐ始められる!登録はこちら(無料)
📌 スマホで写真を撮って5分で完了!解約もいつでも可能です。
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どちらも「貸すだけで収益化」できるサービスなので、悩むくらいなら **両方登録して様子を見るのが得策** です!
収益管理の工夫【ダブル登録ならではのポイント】

akippaと特P、両方から予約が入るようになると、「どっちから何件、いくら入ったのか?」を把握することが大切になります。
そこで、筆者が実際にやっている簡単な収益管理の工夫をご紹介します。
◆ 管理方法①:月ごとに収益を記録(Googleスプレッドシート)
月の終わりに、
月 | akippa売上 | 特P売上 | 合計収益 | 備考 |
---|---|---|---|---|
3月 | ¥5,760 | ¥2,700(サブスク) | ¥8,460 | 特Pで月極決定 |
というように、簡単な表に入力して記録しています。
こうすることで、どちらのサービスが安定して稼げるのか見える化できます。
◆ 管理方法②:「非公開設定」の使い分けでトラブル防止
ダブルブッキングを防ぐために、予約が入ったらもう片方を「非公開」にする運用が必須です。
管理画面からワンタップで切り替えできるので、慣れれば手間はありません。
◆ 管理方法③:サブスク契約が決まったら単発予約は止める
特Pのように月極め契約(サブスク型)が決まった場合は、akippa側を非公開にするのがベスト。
サブスクの方が手間もなく、安定収益につながります。
▶ 結論
- 「まずは両方登録して様子を見る」
- 「収益の記録と非公開運用でトラブル防止」
- 「自分の地域や駐車場の特徴に合ったサービスを見極める」
この3つを実践すれば、副収入としてしっかり成果を出せるはずです。
✅ もっと詳しく知りたい方はこちら

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