——そんな疑問から検索された方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、じゃあなシロアリくんは“薬剤を散布しない設置型対策”という特性上、施工内容や再処理の有無によっては薬剤塗布よりコストを抑えられる可能性があります。 さらに、シロアリの習性を利用して巣ごと駆除を目指す仕組みのため、表面的な処理とは考え方が大きく異なります。
本記事では、公式情報をもとに、①じゃあなシロアリくんの仕組み(ベイト工法・ステーション設置)、②実際の施工方法と必要数の目安、③薬剤塗布との値段比較、④安全性や環境面のメリット、⑤長期的なコストと注意点という5つの視点から徹底解説します。シロアリ対策で後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。
じゃあなシロアリくんとは?仕組みと特徴をわかりやすく解説

じゃあなシロアリくんは、地面に専用のステーションを設置し、シロアリの習性を利用して巣ごと駆除を目指すベイト工法の商品です。従来のように床下へ大量の薬剤を散布する方法とは異なり、必要な場所に必要な対策を行う点が大きな特徴です。
ベイト工法とは?シロアリの習性を利用する仕組み
ベイト工法は、働きアリがエサを巣に持ち帰る習性を活用する方法です。ステーション内に設置されたベイト剤をシロアリが持ち帰り、巣全体へ広がることで駆除を目指します。
薬剤塗布が「バリアを張る」対策であるのに対し、じゃあなシロアリくんは「巣そのものに作用させる」考え方です。そのため、表面上の被害を抑えるだけでなく、根本対策につながる可能性があります。
ステーション設置の流れと施工方法
じゃあなシロアリくんは、建物の外周部にステーションを埋設する形で施工します。地面に穴をあけ、容器を設置し、地表とフラットになるように仕上げます。施工自体は大がかりな工事ではなく、床下に入らずに設置できるケースが多いのも特徴です。
設置本数の目安
設置本数は建物の大きさや外周環境によって異なります。目安として、30坪程度の住宅では、北面の湿気が多いところに1か所埋める形が基本となります。
この設置本数がそのまま初期費用に影響するため、「じゃあなシロアリくんの値段」を検討する際には、本数の目安をあらかじめ把握しておくことが重要です。建物の条件によって増減する可能性もあるため、事前に現地調査で確認してもらうと安心です。
メンテナンス・点検の頻度
じゃあなシロアリくんは、設置して終わりではなく、定期的な点検を前提としたシロアリ対策です。設置後はおよそ2週間〜1か月後にステーション内部を確認し、ベイト剤の消費状況やシロアリの有無をチェックします。必要に応じて補充や交換を行い、継続的に管理していきます。
効果範囲は設置箇所から半径約50mが目安とされています。点検時にシロアリの存在が確認されなければ、少なくともその周囲50m以内に大きな活動はないと判断できます。設置の際は、蓋を開けやすいよう地表から位置が確認できる状態にしておくことが大切です。また、設置後はステーション周辺への過度な散水を控え、安定した環境を保つようにしましょう。
駆除の仕組み
駆除の仕組みとしては、ステーションと呼ばれる容器の中に、シロアリの餌となる木材と、有効成分を配合したベイト剤の2種類を入れて地中に埋設します。被害箇所の近くや蟻道に直接設置することも可能です。有効成分にはクロルフルアズロンが使用されており、昆虫の脱皮を阻害する遅効性の作用があります。ベイト剤を食べたシロアリが巣に持ち帰り、女王アリにまで成分が行き渡ることで、巣ごとの駆除を目指します。
一般的な薬剤塗布では兵隊アリや活動中の個体を中心に駆除するため、数年後に再発するケースもあります。一方で、じゃあなシロアリくんは巣全体への作用を目的とするため、一度シロアリの巣を壊滅させると5年くらいは再発しないと言われています。
薬剤塗布のように数年ごとの再施工を前提とする方法とは異なり、継続的な点検と管理で効果を維持するのが大きな違いです。じゃあなシロアリくんの値段を長期的に比較する際は、この点検体制と管理費用も含めて総合的に判断することが重要です。
薬剤を使わないメリットと安全性
じゃあなシロアリくんは、建物内部に大量の薬剤を散布しない点が強みです。床下や室内空間に直接薬剤をまかないため、小さな子どもやペットがいる家庭でも検討しやすい対策といえます。
また、臭いや揮発成分を気にする必要が少ないことから、健康面や環境面を重視する家庭にも向いています。シロアリ対策において「安全性」を重視する方にとって、薬剤塗布とは異なる選択肢になるでしょう。
じゃあなシロアリくんは、価格だけでなく仕組みや安全性まで含めて比較することが重要です。次章では、具体的な値段と薬剤塗布との費用差について詳しく見ていきます。
じゃあなシロアリくんの値段はいくら?費用の内訳を公開
じゃあなシロアリくんの値段は、住宅の大きさや外周の長さ、設置本数によって変動します。薬剤塗布のように「坪単価」で一律に決まるわけではなく、ステーションの設置数と管理体制が費用に直結する点が特徴です。

ここでは、初期費用からランニングコストまで、トータルでいくらかかるのかを整理します。
初期費用の目安
じゃあなシロアリくんの初期費用は、ステーション本体の価格と設置にかかる費用が中心となります。目安として、30坪くらいの物件では1件に対して1か所に設置します。家の北側など湿気が多い場所にステーションを埋める形が基本です。
ステーション1か所で半径50mの範囲にあるシロアリの巣を壊滅させる仕組みとなっており、広い範囲をカバーできる点が特徴です。ステーション1個には、餌木が1本とベイト剤が4本セットになっています。ネットでの販売価格は9万円前後が目安とされています。薬剤塗布のように坪単価で増減するのではなく、設置数に応じた費用構造となるため、30坪程度の住宅であれば比較的シンプルな費用計算になります。
追加費用・メンテナンス費用はかかる?
じゃあなシロアリくんは設置して終わりではありません。定期点検を行い、ベイト剤の消費状況を確認しながら必要に応じて補充や交換を行います。この点検・管理費用が年間コストとして発生します。

つまり、初年度の費用だけでなく、数年単位で比較することが重要です。
保証内容とランニングコスト
じゃあなシロアリくんには、一般的なシロアリ防除サービスのような保証制度は設けられていません。ベイト工法による対策では大きな再発事例が想定されにくいことから、保証という形を取っていないとされています。
ランニングコストの中心は、年間の点検費用とベイト剤の交換費用です。施主が自分で点検を行う場合は点検費用はかかりませんが、業者に依頼する場合は管理費が発生します。ベイト剤の交換費用は1〜2万円程度が目安です。定期管理型の仕組みであるため、毎年一定額をかけながら効果を維持していく形になります。
長期的にかかる総額シミュレーション
「じゃあなシロアリくん」は、初期費用+年間管理という形で費用を積み上げていく仕組みです。初年度はステーション本体・餌木・ベイト剤のセットで約9万円。設置はご自身で行えるため、施工費は0円です。5年目以降はベイト剤のみを追加すればよく、10年間での追加費用はおよそ1~2万円程度。そのため、10年間の総額は約11万円前後に収まる計算となります。
薬剤塗布の値段と特徴をおさらい
じゃあなシロアリくんと比較する前に、従来のシロアリ対策である薬剤塗布の値段と特徴を整理しておきましょう。薬剤塗布は、床下や基礎まわりに薬剤を散布してバリアを形成する方法です。現在でも多くの住宅で採用されています。
一般的な薬剤塗布の費用相場
薬剤塗布の費用は、延床面積をもとに算出されるのが一般的です。坪単価で設定されることが多く、30坪前後の戸建て住宅であれば十数万円から三十万円台が一つの目安になります。
施工内容や使用する薬剤の種類によって金額は変動しますが、初回費用は比較的わかりやすい価格体系です。この明確さはメリットといえます。
再施工の周期と追加コスト
薬剤塗布の効果は永久ではなく、一般的には約5年を目安に再施工が推奨されます。30坪程度の住宅であれば、1回あたり20万〜35万円ほどかかるケースが多く、10年間で考えると少なくとも2回の施工が想定されます。その場合、総額は40万〜70万円程度になる可能性があります。
再施工のたびに同程度の費用が発生するため、長期的に見ると当初の想定より総額が高くなることも少なくありません。薬剤塗布は短期的には効果を実感しやすい反面、一定周期でまとまった支出が必要になる点が特徴です。
薬剤塗布のメリット・デメリット
薬剤塗布の最大のメリットは即効性です。施工後すぐにバリア効果が期待できるため、被害が進行しているケースでは安心感があります。また、多くの業者が対応しており、選択肢が広い点も利点です。
一方で、床下全体に薬剤を散布するため、薬剤に対する不安を感じる方もいます。さらに、再施工が前提となるため、長期的な費用負担が継続する点はデメリットです。
【徹底比較】じゃあなシロアリくんは薬剤塗布より安い?5つの結論
結論① 初期費用はどちらが安い?
薬剤塗布は、建物の床面積(坪数)に応じた坪単価で料金が決まります。
一般的に30坪前後の戸建て住宅であれば、相場は十数万円~三十数万円程度が目安となります。施工範囲や使用薬剤によって金額は変動しますが、ある程度まとまった費用が必要になります。
一方、じゃあなシロアリくんはステーションの設置数によって費用が決まる仕組みです。
たとえば30坪程度の住宅で、北面など湿気が多くシロアリ被害リスクの高い箇所に1か所のみ設置するケースであれば、ステーション・餌木・ベイト剤のセットで約9万円前後が目安となります。
このように、部分的な設置で済む場合は、じゃあなシロアリくんの方が初期費用を大幅に抑えられる可能性があります。
つまり、
- 建物全体を一括処理するなら薬剤塗布
- リスクの高い箇所をピンポイントで対策するならじゃあなシロアリくん

というように、対策範囲によってコスト差が大きく変わる点がポイントです。
結論② 長期コストで見るとどちらがお得?
薬剤塗布は、一般的に約5年ごとに再施工が必要とされています。
そのため10年で2回、15年で3回といった形で再施工費用が発生します。1回あたり十数万~三十数万円かかると仮定すると、長期では数十万円単位で総額が膨らむ可能性があります。初期費用が分かりやすい反面、将来的にまとまった出費が繰り返し発生する点は押さえておくべきポイントです。
一方、じゃあなシロアリくんもベイト剤の効果目安はおおよそ5年程度とされており、防蟻効果の持続期間自体は大きく変わりません。ただし費用構造が異なります。
じゃあなシロアリくんは、
- 年間の点検費用(ご自分で点検する場合は点検費用は掛かりません)
- ベイト剤の交換費用(1〜2万円程度)
を積み重ねていく定期管理型の仕組みです。
薬剤塗布のような「数年ごとの高額な再施工費用」が発生するわけではなく、毎年一定額をかけて維持するスタイルになります。
まとめると、
- 薬剤塗布:数年ごとに高額な再施工費用が発生する方式
- じゃあなシロアリくん:費用が平準化されやすい定期管理方式
という違いがあります。
長期コストを比較する際は、初期費用だけで判断せず、再施工の周期・管理費の積算・10年後の総額まで含めてシミュレーションすることが重要です。
じゃあなシロアリくんが薬剤塗布より本当に安いかどうかは、建物規模や管理期間によって変わります。だからこそ、短期目線ではなく10年以上のスパンで総額比較することが欠かせません。
結論③ 安全性・健康面の違い
安全性や健康面を重視する場合、じゃあなシロアリくんのメリットは明確です。薬剤塗布は基礎まわりや床下に化学薬剤を散布するため、臭いや揮発成分が気になるケースもあります。一方、じゃあなシロアリくんは薬剤を散布せず、ステーション内でシロアリの習性を利用した駆除を行うため、化学薬剤の露出が少なく、子どもやペットがいる家庭でも検討しやすい選択肢です。健康面に不安を抱えている方には、じゃあなシロアリくんのアプローチの方が安心感があるといえます。
結論④ 駆除範囲と効果の持続性
薬剤塗布は、施工直後から建物周囲にバリア層を形成し、即効性のある侵入防止効果を発揮します。ただし、その効果は時間の経過とともに薄れていくため、おおよそ5年ごとの再施工が必要になります。
一方、じゃあなシロアリくんはシロアリの習性を利用したベイト工法です。
ステーション1か所で半径約50m圏内のシロアリの巣の壊滅を目指す仕組みとなっており、うまく機能すれば巣ごと駆除が可能です。さらに、いったん巣を壊滅できた場合、再び大きな被害規模に戻るまで約5年程度かかるとされています。
つまり、効果の持続期間という観点では、どちらも目安は約5年程度で大きな差はありません。
違いを整理すると、
- 薬剤塗布:即効性が高いが、バリア効果は年数とともに低下
- じゃあなシロアリくん:効果発現まで時間はかかるが、巣ごと壊滅を目指す方式
即効性を重視するなら薬剤塗布、根本駆除を狙うならじゃあなシロアリくんという考え方になります。持続性だけで判断すると大きな優劣はなく、**「効き方の違い」**が最大のポイントです。
結論⑤ どんな家庭に向いているか
薬剤塗布は即効性と施工のシンプルさを求める家庭に向いています。特に被害が進行している場合や、広範囲にわたる侵入リスクが高い地域では、薬剤塗布のバリア効果が有効です。一方、じゃあなシロアリくんは環境や安全性を重視し、長期的なコストメリットを期待したい家庭に適しています。子どもやペットがいる家庭、化学薬剤に対する不安がある方、長期的な費用を平準化したい方には、じゃあなシロアリくんが向いているといえるでしょう。
じゃあなシロアリくんと薬剤塗布、どちらが自分の住宅環境やライフスタイルに合うかを見極める際には、これら5つのポイントを総合的に判断することが重要です。
じゃあなシロアリくんの注意点と向いている人
即効性はある?設置後の流れ
じゃあなシロアリくんは薬剤を撒布する一般的な方法と比べると即効性は高くありません。これはシロアリの習性を利用して巣ごと駆除する「ベイト工法」を採用しているためで、ステーションに設置した餌をシロアリが巣へ持ち帰り、その結果として駆除効果が現れる仕組みです。設置後すぐに効果が出るわけではないため、数週間から数ヶ月かけて徐々に効果が表れる点を理解しておく必要があります。また、定期的な点検やベイト剤の補充が必要になるため、施工後も専門業者との連携が欠かせません。
こんな人にはおすすめできないケース
じゃあなシロアリくんは効果が出るまでに時間がかかるため、すでに被害が進行しているケースや、早急なシロアリ対策を求める人には向いていません。薬剤塗布のように施行直後からバリア効果が出る方法を希望する場合には、薬剤塗布の方が安心感が高くなります。また、点検や管理に時間や手間がかかる可能性があるため、定期的な業者とのやり取りが難しい人にとっては負担に感じることがあるでしょう。
失敗しないための業者選びのポイント
じゃあなシロアリくんを導入する際には、施工実績やアフターサービスの有無をきちんと確認することが大切です。同じ「じゃあなシロアリくん」を扱う業者でも、設置本数の提案や点検頻度の考え方、保証内容が異なることがあります。また、公式の研修を受けたスタッフが施工に当たるかどうかも重要な判断材料です。価格だけで業者を選ぶのではなく、長期的な視点で信頼できる業者を選ぶことが、じゃあなシロアリくんの費用対効果を最大化するポイントになります。
じゃあなシロアリくんは、安全性や長期的なコスト面で魅力ある選択肢ですが、その特性や管理の必要性を理解し、自分の住宅環境や生活スタイルに合った対策を検討することが成功の鍵となります。
じゃあなシロアリくんに関するよくある質問
本当に巣ごと駆除できるの?
じゃあなシロアリくんは、シロアリの「仲間に餌を分け与える」という習性を利用したベイト工法を採用しています。働きアリがベイト剤を巣に持ち帰り、コロニー全体に成分が広がることで、結果的に巣ごとの駆除を目指す仕組みです。
薬剤塗布が建物の周囲や床下にバリアをつくる「侵入防止型」であるのに対し、じゃあなシロアリくんは「巣そのものへの作用」を目的としています。ただし、効果が現れるまでには一定の期間が必要であり、設置後すぐにすべてのシロアリがいなくなるわけではありません。定期点検と適切な管理を継続することで、安定した駆除効果が期待できます。
子どもやペットがいても大丈夫?
じゃあなシロアリくんは、薬剤を床下全体に散布しない設置型の対策です。ベイト剤は専用のステーション内に収納され、通常の生活空間に直接触れる形では使用されません。そのため、薬剤の飛散や室内への拡散を心配する声が少ない点が特徴です。
とはいえ、完全に無害というわけではなく、専門業者による適切な設置と管理が前提となります。小さな子どもやペットがいる家庭では、施工内容や設置場所について事前にしっかり説明を受け、不安を解消してから導入することが大切です。安全性を重視してシロアリ対策を選びたい家庭にとって、じゃあなシロアリくんは有力な選択肢の一つといえるでしょう。
設置後に自分でできる対策はある?
じゃあなシロアリくんを設置した後も、住まいの環境管理が効果を左右します。
シロアリは湿気を好むため、次のポイントを意識しましょう。
- 床下や建物まわりの通気性を確保する
- 家の周囲に不要な木材・段ボールを置かない
- 水漏れや雨どい不良を放置しない

こうした基本的な湿気対策だけでも、シロアリの発生リスクは大きく下げられます。
ステーションの確認について
じゃあなシロアリくんは、ステーションのフタを開ければえさ木やベイト剤が食害されているか目視確認が可能です。
ただし、シロアリは光を嫌うため、頻繁にフタを開けると警戒して逃げてしまう可能性があります。危険な場所と認識されると効果が下がる恐れもあるため、確認は必要最低限にとどめましょう。
ベイト工法は「継続管理」が前提の仕組みです。自己判断で放置せず、定期点検のタイミングを守ることが成功のポイントです。
自分で設置する場合の注意点
もしDIYでステーションを埋設する場合は、設置場所選びが重要です。
- 直射日光が当たりにくい場所
- 湿気がこもりやすい家の北側
- 土壌が乾燥しすぎていない場所
シロアリは乾燥した場所や日当たりの良い場所を好みません。
その習性を踏まえて設置することで、より効果を高めることができます。
じゃあなシロアリくんは「設置すれば終わり」ではありません。
業者任せにするのではなく、家庭側でも湿気管理と定期確認を意識することが、効果を最大化するコツです。

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