家庭全体で使える水を一括して浄水できる「セントラル浄水器」は、キッチンだけでなく、バスルームや洗濯機など、家の中の水を安全でおいしい水にするための設備です。 価格が色々で、どのメーカーのものを選べばよいか悩む方も多いでしょう。
そこで、セントラル浄水器の
この記事では、価格も性能もバランスが取れた信頼できる「セントラル浄水器」のおすすめメーカー６選をご紹介します。
各メーカーごとに、レンタル型か本体購入型かを分かりやすく整理し、カートリッジ交換を含めた10年間の総費用を算出しました。そのため、どのメーカーが最も安いかが一目でわかります。メーカーごとに価格設定が異なり、比較が難しかった部分もありますが、10年間の使用を基準にすることで、より選びやすくなります。
さらに、除去できる物質やサービス内容についてもメーカーごとにまとめましたので、セントラル浄水器選びの参考にしていただければ幸いです
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費用も性能も安心できる「セントラル浄水器」おすすめメーカー６選！
セントラル浄水器を選ぶ際は、価格や性能だけでなく、維持費にも注目することが重要です。価格比較のポイントや料金体系の違いを確認することで、安心して導入を検討することができます。
セントラル浄水器は本体購入型とレンタル型があり、メーカーによって販売方法が変わります。トータルコストやサービスが変わるので本体購入とレンタルの違いを確認しましょう。
本体購入型：浄水器本体を購入します。本体価格は20～45万円程度です。
レンタル型：浄水器本体をメーカーまたは販売店よりレンタルします。レンタルの相場は月3～4千円程度です。
本体購入型の場合、浄水器本体を設置する費用として本体価格が20万円～設置工事費が3万円～かかります。さらにフィルター代が年間3万円～かかります。フィルターを1年ごとに交換して10年間使用すると、フィルター代として30万円～かかります。本体購入費用と設置工事費を含めた10年間使用で算出すると、合計で約60万円～の費用がかかります。
レンタル型の場合は、月々3千円支払いだと1年で3.6万円になるので10年レンタルすると36万円になります。(フィルター交換は別途かかるメーカーもあるので確認必須です)、標準工事費と設置工事費を含めた10年間使用で算出すると60万円～の費用がかかります。
10年間の使用を前提に算出すると、本体購入とレンタルの費用は大きく変わらないことが分かります。同じ金額を払うなら、本体を購入する方が得策かもしれませんが、レンタルでサービスをフル活用できるのも大きなメリットです。当面の使用を考えている場合は、レンタルの方が大幅に安くなるので、使用期間を見据えて選ぶようにしましょう。
浄水性能に関しては、各メーカーを比較しても、どのメーカーが優れた性能かを一概に決めるのが難しいポイントです。どのメーカーも独自のフィルター技術を採用しており、残留塩素やトリハロメタンなどの有害物質を除去する能力を備えているため、明確な優劣をつけることは困難です。
セントラル浄水器のメリットやデメリット、エコキュートとの併用について、配管内に繁殖する菌の対策、水道水に含まれる残留塩素の除去などについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
AQUAS5（アクアスファイブ）
レンタル型
製品名：アクアス５
メーカー：アクアス総研
本体代：レンタルのため不要
工事費：初期費用に標準工事費込み
初期費用：169,000円（税抜き）
レンタル代：月々3,960円（税抜き）
フィルター交換代：年1回の定期メンテナンスでろ材無料交換
違約金：途中解約違約金なし
浄水能力：年間浄水量500,000L
除去物質：天然ヤシの実の殻で作られる高品質な活性炭が残留塩素、トリハロメタンなどの有害物質を除去
サービス：本体無料保証、性能無料保証、無料定期メンテナンス、24h緊急水まわりサポート、解約時の取外し費用無料、カスタマーサポート、プレゼント企画付き定期情報誌、60日間返金保証
対応エリア：全国
10年使用した場合のコスト：644,200円
オール浄水システム・アクアス５（ファイブ）は、ろ材交換などの定期メンテナンスや、万全の保証体制など、安心のための浄水サービスがパッケージングされたここにしかないご利用システムです。
SOLUVE（ソリューヴ）
本体購入型
製品名：ソリューヴ
メーカー：株式会社スローヴィレッジ
本体代：258,000円（税抜き）
工事費：70,000円（税抜き）新築の場合は新築工事に携わる設備業者様と応相談
配管キット：30,000円（税抜き）
初期費用：本体代と工事費に含む
レンタル代：本体購入のため不要
フィルター交換代：30,000円（税抜き）約1年
違約金：本体購入のため不要
浄水能力：490ｔ（約490000L)
除去物質：「活性炭フィルター」が鉛などの重金属類や、農薬、残留塩素やトリハロメタンなどの化学物質を除去
サービス：本体はお買い上げから1年間保証、フィルターは交換するごとに1年間保証/アフターフォローあり
対応エリア：全国
10年使用した場合のコスト：658,000円
ソリューヴは、活性炭とセラミックフィルターで水道水に含まれる残留塩素トリハロメタン鉄錆鉛や農薬などの重金属をしっかり吸着除去して、石清水のようなおいしい水をつくります。
ReFINE
レンタル型
製品名：ReFINE
メーカー：株式会社エイチツー
本体代：レンタルのため不要
工事費：56,700円（税抜き）
初期費用：106,300円（税抜き）
レンタル代：月々￥2,760円（税抜き）
フィルター交換代：ReFINEのカートリッジは月々￥2,760円で何度も交換可能
違約金：途中解約違約金なし
浄水能力：年間浄水能力550,000L
除去物質：高性能活性炭フィルター塩素の除去やトリハロメタン・カビ臭の除去有機フッ素化合物残留塩素やカドミウム、ヒ素などの不純物を取り除き
サービス：無料水質検査、浄水器本体永久保証、ご解約費用無料、取外復旧工事無料、浄水性能永久保証、その他ご愛用者様特典
対応エリア：全国
10年使用した場合のコスト：494,200円
メーカーとしてインターネットでの直販のみとし、中間マージンを無くしました。
家中まるごと浄水器®「ピュアセントラル®」
本体購入型
製品名：ピュアセントラル®
メーカー：株式会社イーテック
本体代：380,000円（税抜き）フィルターカートリッジ付き
工事費：38,000円（税抜き）
配管キット：本体代に含む
初期費用：本体代と工事費に含む（一括支払いの場合）
レンタル代：本体購入のため不要
フィルター交換代：38,000円（税抜き）、交換作業費9,000円（税抜き）
フィルター交換お任せサービス：月額3,000円（税抜き）年１回交換+交換作業費9,000円（税抜き）製品保証が1年間から５年間
違約金：本体購入のため不要
浄水能力：残留塩素除去能力650t（650,000L）
除去物質：遊離残留塩素、農薬（CAT)、トリハロメタン、溶解性鉛、有機フッ素化合物（PFOS・PFOA)、アルミニウムなど23項目を根元から除去
サービス：1年間の製品保証、24時間365日緊急コールセンター対応、フィルター交換お任せサービス
対応エリア：全国
10年使用した場合のコスト：868,000円
イーテックはこれからも創業20年の国産浄水器メーカーとして、水の安全性が気になる皆さまが安心して使える製品開発を行うとともに、水や浄水に関する正しい情報提供を行ってまいります。
イトウェル
レンタル型
製品名：イトウェル
メーカー：リスイシステム株式会社
本体代：レンタルのため不要
工事費：50,000円（税抜き）
初期費用：50,000円（税抜き）
レンタル代：月々4,527円（税抜き）
フィルター交換代：カートリッジ２年毎で無料交換
違約金：途中解約違約金なし
浄水能力：残留塩素ろ過能力 440,000L
除去物質：特許を取得した「クリーンマグマセラミック」が残留塩素やトリハロメタン、カビ臭などを除去でき、老朽化した水道管などに含まれることがある鉄サビなども除去できます。
サービス：交換用カートリッジ無料、カートリッジ交換作業費無料、浄水性能の無料保証、永久無料保証（浄水器本体ほか）、撤去時の基本工事費無料、カスタマーサポート、定期的な塩素試薬のプレゼント
対応エリア：LINEにてお問い合わせ
10年使用した場合のコスト：643,240円
イトウェルは月額利用料だけで、他のサポートはすべて無料。
カートリッジ交換や本体の保証なども心配なく永久的にご利用いただけます。
おみずのたび
レンタル型
製品名：おみずのたび
メーカー：株式会社日本クリオ
本体代：レンタルのため不要、本体買取りも可能
工事費：50,000円～100,000円（税抜き）
初期費用：導入費用無料
レンタル代：月々2,980円（税抜き）
フィルター交換代：最長1年に1回カートリッジ交換、2年に1度の定期メンテナンスでカートリッジ無料交換
違約金：途中解約違約金なし
浄水能力：残留塩素ろ過能力 200,000L
除去物質：多重構造TIG フィルターが経済産業省が定めた「家庭用品品質表示法」の浄水能力に関する品質表示項目である13項目の物質を除去します。
サービス：2年に1度のカートリッジ交換の際に製品の定期メンテナンス
対応エリア：全国
10年使用した場合のコスト：457,600円
業界最安級の初期費用で、お得にセントラル浄水器を導入しませんか。日本クリオでは、点検や交換も無料で承っております。できるだけお安く済ませたい方にぜひ使っていただきたい商品です。
まとめ
セントラル浄水器は、家全体の水を丸ごと浄水するシステムで、飲み水だけでなく、お風呂や洗濯にも安心して使える水を提供します。
セントラル浄水器は水の元栓付近から浄水するので、キッチンやお風呂や洗面やトイレの水まで、浄水された残留塩素やトリハロメタンなど有害物質を除去した水を使うことができます。
この記事では、コストと性能のバランスに優れたセントラル浄水器を提供する6メーカー・6機種を紹介しました。
各メーカーは独自のフィルター技術を採用しており、残留塩素やトリハロメタンなどの有害物質を除去する能力に優れているため、浄水性能に明確な優劣をつけるのは難しいので、セントラル浄水器を選ぶ際は、浄水性能や初期費用だけでなく、設置費用やランニングコストも含めた長期的な価格比較が必要になります
レンタル型と本体購入型では、本体の費用がかからないレンタル型の方が短い使用期間で見るとコストは安くなりますが、月々のレンタル代が蓄積すると、本体購入型よりも総コストは高くなります。
当面の使用であればレンタル型が適していますが、10年以上の使用を考えている場合は、本体購入型の方がカートリッジ交換のみで維持できるため経済的です。その他、レンタル型はそれぞれにサービスが変わりますので、サービスを比較して選ぶのもおすすめです。
6メーカーを比較して、本体購入型ではソリューヴがおすすめです。新築の場合は設備業者さんが格安で設置してくれるかもしれないので相談してみるのもいいですね。
レンタル型の場合では、おみずのたびが総コストで見ると1番安いですが、安くてサービスが充実したReFINEもおすすめです。
この記事を参考にして、総コストも満足な家中丸ごと安心安全な浄水Lifeをお楽しみ下さい。
執筆者ie守りのプロフィール
職歴: 「材木・建材・住宅設備の営業職」として15年以上勤務し、新築やリフォーム物件向けに建築資材を提案・販売しています。
こだわり: 大工や工務店の皆さんに「常に新しい商品を提案する」ことを心がけています。これまでの建築資材営業の経験を活かし、建築会社からは得られない価値ある情報を発信します。
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