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家の飲み水はどうしてる?浄水器と整水器の違いを知って水道水を美味しく飲むには!
家の新築戸建てやリフォームをする中で、飲み水や料理に使う水、洗顔やお風呂の水選びはしっかり検討したいところです。人間にとって欠かすことのできない「水」にはたくさんの種類があります。水の種類を正しく理解することで、自分や家族に合った「水」を選ぶことができます。
これから新築やリフォームする際の健康と美容に効果が高い水選びをする方の
家の飲み水や料理に使う水はどのように選んでいますか?
水道水をそのまま使う方、浄水器を使う方、ウォーターサーバーを使う方、整水器を使う方、大きく分けて4つの方法で「飲み水」を選ぶことができます。
この記事では、水の種類を知って、家の水道水を安全で美味しく飲むための、浄水器や整水器の選び方について説明します。
水の種類を知ろう!
一言で「水」と言ってもたくさんの種類があり、水には硬水と軟水、または酸性と中世とアルカリ性などがあります。
水の硬度って何?
硬水と軟水は、水に含まれる水1Lあたりのミネラル分(カルシウムやマグネシウム)の量を表したものが「硬度」になります。硬度の高い(ミネラル含有量の多い)水は硬水、硬度の低い(ミネラル含有量の少ない)水は軟水になります。
日本での分類は硬水100mg/L以上、軟水は100mg/L未満になり、私たちが普段日本で飲んでいる水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水なので日本人の口には軟水が合うとされています。
WHOの飲料水水質ガイドラインでは、硬度60mg/L未満を「軟水」、60から120mg/L未満を「中程度の軟水」、120から180mg/L未満を「硬水」、180mg/L以上を「非常な硬水」と分類しています。
水のpH値とは?
水の酸性・中性・アルカリ性とは、水に含まれる水素イオンの多さを表したものに「pH」がありpHが低ければ酸性、高ければアルカリ性に分類されます。pH7が中性、pH1~6なら酸性、pH8~14ならアルカリ性です。
水の種類ごとの特徴を解説
「水」は、採水する場所や処理方法などによって種類が分けられます。水道水、天然水、ミネラルウォーター、精製水、水素水、海洋深層水、アルカリイオン水、RO水がありそれぞれに特徴がありますので違いを確認しましょう。
水道水
水道水は、ダムに貯まった河川の水や雪などの地表水が水源となり、浄水場でろ過・殺菌され塩素剤で消毒が行われてから水道管で各家庭へ送られます。日本の水質基準は厳しく定められ、世界でもトップクラスの安全性があるので、そのまま飲んでも健康上の問題はないとされています。
ただし、飲用水として利用する場合は、水道管の錆びや汚れが混入するリスクがありますので、浄水器を取り付けるといった工夫を取り入れると安心です。
天然水
天然水とは、特定の水源から採水されている地下水や湧き水を原水とした水のことで、土壌でろ過された水を沈殿やろ過、加熱殺菌といった最低限の化学的処理された水のことです。地下でミネラルが溶け込んでいる水を「ミネラルウォーター」と言い、ミネラルが溶け込んでいない水を「ナチュラルウォーター」と言います。浅井戸水、深井戸水、湧水、鉱泉水、鉱水、伏流水、温泉水から採水された地下水です。天然水を手軽に飲むならこちら
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターとは、天然水を原水にしてろ過・沈殿・加熱処理に加え、オゾン殺菌やミネラル分の加工や調整、ブレンドなどが加えられた水のことです。
精製水
精製水とは、蒸留の工程で水道水に含まれる不純物や塩素、ミネラルなどを取り除いた純度の高い純水の一つです。精製水は飲料水ではなく、主に化粧水やコンタクト洗浄液の医療用や工業用に作られています。
水素水
水素水とは、「水素を含んだ水」のことです。水素水の製造方法は2つあり、水に電気を通して水素ガスを生成させる電気分解する方法と、水素ガスを水に溶かして水素を水に吸収させる方法があります。水素水の健康効果には強力な抗酸化作用があります。体内の活性酸素を除去して細胞の老化やダメージを防ぐ効果があります。炎症を抑制する効果もあり、免疫力の向上が期待されています。
海洋深層水
海洋深層水とは、水深200mより深い深海にある海水のことです。太陽光が届かないので低い温度で保たれています。カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。窒素やリンなどのさまざまな種類のミネラル成分も含まれます。
アルカリイオン水
アルカリイオン水とは、水道水などの水を電気分解によってpH9〜10の弱アルカリ性に変化させた水のことです。家庭用の整水器によって生成されるのでアルカリ性電解水とも呼ばれています。アルカリイオン水は胃腸症状の改善に有効であることが薬事法で認められています。
RO水
RO水とは、水道水や天然水などの原水をRO膜処理でろ過した水のことです。RO膜のフィルターによって細菌や汚染物質だけでなくミネラル分まで除去してしまうので、ミネラル分を添加していることが一般的です。純水やデザインウォーターとも呼ばれています。RO水を家で手軽に飲むならこちら
手軽に天然水やRO水の美味しい水が飲めるウォーターサーバーを6社に絞って、5年間使った場合のコストを比較しました。ウォーターサーバーの中にもボトル宅配タイプや水道水浄水タイプがありランニングコストが大きく変わりますので、水をペットボトルで購入してる方や水の味にこだわりたい方はこちらの記事も合わせてご覧下さい。
水道水をおいしく飲む方法
水は生きるために絶対に欠かせないものです。
人間の体はほとんどが水でできていて、成人だと体重の60~65%を水で占めています。体の中の水分は体中に酸素や栄養を行き渡らせたり、尿として老廃物を体外に排出したり、汗を出して体温調整しています。
1日に排出される水分量は成人でおよそ2.5Lなので、最低でも2.5Lの水分を摂取する必要があります。それだけの水分量を体に良い水分を摂り入れなければ健康へつながりません。
日本の水質基準は厳しいので水道水をそのまま飲んでも健康上の問題はないとされていますが、浄水場から家までの水道水が錆びや汚れの心配もありますので、毎日使う水は浄水器や整水器を使って美味しく飲めて健康につながるような水を摂り入れてほしいと思います。
そこで水道水を美味しく飲む方法として浄水器と整水器があります。浄水器はキッチンに備え付けるタイプ、シンクに後付けするタイプ、家全体の水をまるごと浄水するタイプの3種類を解説します。
浄水器とは?
そのままでも飲めるほど世界的にも安全性の高い日本の水道水ですが、浄水場の残留塩素や各家庭へ運ぶ水道管の錆びや汚れが残っています。そのような水道水に残る不純物をフィルター等を使って除去する機器が「浄水器」です。
浄水器は内部にセットされた活性炭などのフィルターによって水道水の中に含まれる残留塩素やトリハロメタン等の物質を除去または減少させます。
カルキ臭やカビ臭も抑えることができます。
浄水器は医療機器ではなく「雑貨工業品」です。蛇口直結タイプやカウンタートップタイプなど選択肢が多くあります。下に浄水器をタイプ別に解説します。ご家庭に合う浄水器のタイプをお選びください。
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浄水器を使う8つのメリット
浄水器の目的は、水道水をろ過して「より安全でおいしい水」をつくることです。浄水器を使うメリットとして、水道水の安全性の高い水が飲める、水道水の嫌な臭いを除去できるなどがあります。浄水器を使うメリット8つを解説します。
①水道水の安全性の高い水が飲める
水道水に含まれる残留塩素や、発がん性物質を生成するトリハロメタンなどの不純物を、浄水器でろ過して取り除くことができます。残留塩素はカルキ臭がするだけではなく、トリハロメタンを生成します。トリハロメタンは5分間以上沸騰させることでほとんど除去できますが、浄水器を使うことで活性炭やフィルターを通してトリハロメタンを除去しカビ臭やカルキ臭を軽減することでいつでも安定して安全な水を美味しく飲むことができます。
②水道水の嫌な臭いを除去する
水道水にはカビ臭やカルキ臭などの嫌な臭いがあります。浄水器を使うことで嫌な臭いの原因となる不純物を取り除くことで、赤ちゃんやペットも美味しく飲むことができます。
③栄養素を破壊しない
水道水に含まれる残留塩素によって野菜などの食材のビタミンB1やビタミンCが約10~30%壊されてしまいます。浄水器を通した水で食材を洗うことで、食材の栄養を守り栄養を残したまま食べることができます。数はそれほど多くありませんが、ろ材(フィルター)としてイオン交換樹脂が用いられた浄水器もあります。
④肌や髪のダメージを減らす
肌や髪はタンパク質から構成されています。塩素にはタンパク質を痛める作用があるので、水道水に含まれる残留塩素によって肌や髪のタンパク質が酸化し、ダメージを受けやすくなります。皮膚のバリア機能が低下するので皮膚炎やアトピーなどに悩んでいる方は浄水器を使うことで肌や髪の負担を減らすことができます。
⑤維持コストを安く抑えられる
ウォーターサーバーやミネラルウォーターの場合は、水を使うほどに購入する必要があるためコストが高くなります。買い置きが必要なので置き場所の確保も必要です。浄水器の場合は導入コストやカートリッジ、メンテナンス費用が掛かりますが、水道水と同じように使うことができるので導入後のランニングコストを抑えることができます。コストを気にせずに料理にも美味しい水を使えます。
⑥手間がかからない
水道水を沸騰させることで塩素やトリハロメタンを除去できます。浄水器を使うことで沸騰などの手間がかからずに手軽に水を飲むことができます。浄水器は設置やカートリッジの交換の手間はかかりますが、一度設置すれば水道水と同じ感覚で使えます。ウォーターサーバーのように買い置きやボトルの交換作業が必要ありません。
⑦ペットボトルを買わなくていい
健康や美容のために、ペットボトル入りのミネラルウォーターを買い置きしている方も多くいます。ペットボトルの高品質の美味しい水を飲む場合は、ペットボトルを買って運ぶ手間や購入費用がかかってしまいます。さらに、買い置きする場所や空のペットボトルを置く場所が必要になり、ゴミを出す手間が増えてしまいます。浄水器にすることで定期的なペットボトルの購入が不要になりお金や時間の節約になります。
⑧環境負荷を低減できる
浄水器のフィルター1つでペットボトル1800本分のゴミを削減できます。浄水器を使ってペットボトルの消費を減らすことで、地球環境の保護につながっています。
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浄水器の種類と選び方
浄水器の種類は水栓一体型、据え置き型、蛇口直結型、アンダーシンク型、家丸ごと浄水タイプの5つに分けられます。蛇口直結型よりも据え置き型やアンダーシンク型や家丸ごと浄水タイプの方が浄水効果が高く、カートリッジの寿命も長くなります。
製品ごとに浄水効果や価格帯が変わります。
浄水効果が高いものを選びたいなら大きいサイズの浄水器を選ぶといいでしょう。浄水器を選ぶ場合、本体価格だけではなく、カートリッジの価格や寿命(交換頻度)、カートリッジの種類も確認して比較検討をすることで後悔しない水選びができます。
飲み水だけではなく、洗顔やお風呂のお湯などに塩素を除去した肌や髪に優しい水、を使いたいなら家丸ごと浄水器にすることで解決します。
キッチンに備え付ける、水栓一体型タイプ
水栓の中に浄水カートリッジが内蔵された水栓一体型は、見た目がスッキリしてシンク周りを広々と使えます。ただしカートリッジの寿命が短いため交換頻度が多くなります。設置の際に工事が必要になったり、新築の場合はキッチン導入する際のプラン設定で水栓一体型を選ぶことができます。
カートリッジの交換頻度とカートリッジの価格、カートリッジの注文方法を確認してからキッチンプランを設定したいですね。
カートリッジ交換約3~4ヵ月に1回
価格帯約20,000~70,000円
カウンタートップの、据え置き型タイプ
据え置き型は浄水能力が高く、カートリッジが長持ちするのが特徴です。シンク周りに設置スペースが必要になりますので、本体サイズを確認して設置スペースを確保してから購入することをオススメします。業者による設置工事は必要なく、ご自分で設置することができます。浄水能力が高くなる反面、価格が高めになります。
カートリッジ交換約1年~2年に1回
価格帯約100,000~200,000円
マルチピュアが除去できる有害物質は世界最多の除去項目98種類です。マルチピュアは浄水器のレンタルサービスです。レンタル料は、月額3,300円(税込)なので1日わずか110円でナンバー1の浄水性能の美味しい水を使い放題です。カートリッジは無料で届きます。
コンパクトな、蛇口直結型
蛇口直結型は蛇口の先端に直接取り付けるタイプで、設置が簡単で小型なので手軽に使いやすい浄水器です。比較的安価なものが多く、穴あけ工事が必要ないのでアパートやマンションにも良く使われています。ただし、カートリッジの寿命が短いので定期的な交換が必要です。
カートリッジ交換約3~6ヵ月に1回
価格帯約2,000~10,000円
流しの下に設置する、アンダーシンク型(ビルトイン)
流しの下に設置するタイプなのでシンク周りを広々と使えます。浄水能力は据え置き型と同程度で、カートリッジの寿命も比較的長く使えます。穴あけなどの設置工事が必要になりますので、設置費用が別途必要になります。新築の場合は水道工事の業者さんにお願いすれば無料で設置してくれる場合もあります。シンク周りをスッキリさせたい方にオススメです。
カートリッジ交換約1年~2年に1回
価格帯約100,000~200,000円
家を丸ごと浄水する、セントラル浄水器
水道メーターの直後の水道管の元栓の内側に取り付ける浄水器です。
水道管の大元から浄水するため、家中のどこの蛇口からでも浄水された綺麗な水が使えます。浄水したお湯をお風呂のお湯や浴室のシャワーにも使えます。塩素を除去した肌や髪に優しい水を家中どこでも使うことが可能です。さらには、水道管の大元から赤サビの原因の塩素を除去するので、水道管内にサビが発生しにくいので水道管が痛みにくいメリットもあります。
本体価格と設置工事費用が他の浄水器よりも高くなりますが、4人家族で1日1トンの水を使用する場合、塩素のみの除去で約490日間(1年半)フィルターを使うことができます。(490日間連続で水道水を使い続けた場合)ただし、塩素以外のトリハロメタンや鉛、農薬など重金属系の物質の除去も合わせると使用期間は約1年という計算になります。
セントラル浄水器のメーカーによって変わりますが、カートリッジ交換は約1年です。カートリッジ代が約30,000円~かかるメーカーがあれば、月々のレンタル代に含まれるメーカーもあります。
セントラル浄水器には、本体購入型とレンタル型があり、本体購入型のソリューブですと本体価格258,000円(税抜き)に、取り付け工事に別途70,000円(税抜き)が実費でかかります。こちらの記事ではセントラル浄水器のメーカーを6社厳選して、10年間のコスト比較をしました。
セントラル浄水器10年間のコストで見ると平均で65万円くらいになってきます。ウォーターサーバーの場合では5年間のコスト比較をしたところ、平均65万円になりました。初期費用はセントラル浄水器が高いものの、長期間使用したコストで見ると家丸ごと浄水しても、ウォーターサーバーより安く抑えられます。継続的な費用は安くなるので、ずっと浄水器を使うならとても経済的です。
>>家を丸ごと浄水するセントラル浄水器。公式サイトはこちら!一般的な浄水器は水道の蛇口部分や、カウンターに据え置くタイプなど水道の出口部分で浄水しますが、セントラル浄水器は水道メーターの元栓部分に浄水器を取付けるので、家中の全ての水が浄水になる仕組みです。
フィルターの主な種類
浄水器は本体に内蔵している「ろ材(フィルター)」の性能によって浄水能力が変わってきます。このろ材が水道水の残留塩素などの不純物をろ過します。ろ材の種類によって除去できる物質の種類や除去できる量が変わります。ろ材には活性炭、ろ過膜、セラミック、イオン交換体など種類があります。
- 活性炭フィルター
活性炭フィルターは0.1ミクロン程度の小さな穴が無数に空いた炭素の素材を使ったフィルターです。カルキ臭・トリハロメタン・農薬などを取り除く効果があり、他のろ過材より安価なので多くの浄水器に使われています。活性炭は目詰まりしにくく、比較的長持ちします。ミネラル分を残すことができるのもメリットです。 - 中空糸膜フィルター
中空糸膜フィルターは、微細な穴が無数に空いた繊維が、ストローのような空洞構造になり束でできています。微細な穴にサビやカビなどの不純物が引っかかりろ過します。活性炭と合わせて良く使われます。微細な穴は非常に小さいため目詰まりを起こしやすいデメリットがあります。 - セラミックフィルター
セラミックとは、微細な穴がある陶材のことで、不純物を吸着すると放出することがないのが特徴です。細菌類やカビ類などの不純物をろ過します。焼き物なので熱湯や薬品を通しても変形しにくく長持ちしやすいですが導入コストは高めです。目詰まりが起こりやすいといったデメリットがあります。 - イオン交換体(イオン交換樹脂、イオン交換繊維)
イオン交換樹脂は金属イオンを吸着して、無害なイオンと交換することができるフィルターです。他のろ材と比べると寿命は短くなります。硝酸や重金属などを除去でき、有機物や細菌類は除去できません。交換期間が短く、コストが高いのがデメリットです。 - 逆浸透膜(ROフィルター)
逆浸透膜フィルター(ROフィルター)は、中空糸膜フィルターよりもさらに細かい無数の穴が空いた膜に圧力をかけて不純物を除去します。浄水能力が高く海水を淡水化したり、放射性物質まで除去できると言われています。ただし、水に含まれふミネラル分まで除去してしまうので水のうまみがなくなってしまいます。このフィルターは不純物を溜めずに排出するので目詰まりしにくいため、非常に長持ちします。性能が高いのでコストは高めです。
無垢建具には無垢材を使ったテーブルや椅子が相性抜群です。無垢建具と一緒に長く愛用できる家具やアイテムが揃っていますのでチェックしてみてください。テーブルや椅子はもちろんですが、こどもの成長の記録を世代を超えて残すことができる木製身長計、ナチュラルなインテリアに合う木の時計も豊富に取り扱っています。
浄水器と整水器の違いとは?
これまで解説した通り浄水器は、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンなどの不純物を浄水器のろ過材に通すことで、水道水をより安全で美味しい水にします。整水器は浄水器と同じように水道水の不純物を取り除いた綺麗な水を電気分解して、電解水素水(飲用アルカリ性電解水)を生成します。
浄水器は「浄水」しか生成しませんが、整水器には「浄水」「酸性水」「アルカリイオン水」の3種類の水を生成できる機器があるので、用途に合わせて使い分けることができるのは嬉しい機能です。
浄水器は医療機器ではありませんが、整水器は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)で胃腸症状改善の効果が認められた「家庭用管理医療機器」になります。
アルカリイオン水とは、アルカリイオン整水器で生成されたpH値9.0~10.0(弱アルカリ性)のお水のことです。飲用することで、慢性的な下痢や消化不良といった胃腸に関する諸症状の改善が見込めるものとして国から認定されています。
温度・湿度はスマホアプリで管理できるので、室内の温度・湿度の状態を常に把握することができます。お年寄りや赤ちゃんやペットの健康管理に使え、外出先からでも部屋の温度の確認ができます。日々の室内環境をデータとして見ることができ、革新的なスマートホーム製品として暮らしをより快適にします。高気密高断熱の高性能住宅には備え付けしたいデジタル温湿度計です。
スマホやスマートスピーカーを使って家電や住宅設備を「操作・制御・管理」するスマートホームにするなら「SwitchBot」がオススメです。「SwitchBot」についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
整水器が向いている人
家庭用医療機器の整水器は、アルカリイオン水や酸性水を生成します。整水器で生成されるアルカリイオン水は胃もたれや消化不良などの症状を改善する効果が期待でき、酸性水には殺菌効果や美肌効果があります。
整水器で生成したアルカリイオン水は、お茶や鍋などの汁物に使ったり、お米を研ぐ水・炊く水として使ったり、うがいの水として使っても効果的です。弱酸性の水は洗顔に使用し、酸性水で食器を洗ったり、掃除にも使えます。
胃腸症状の改善などの健康のためや暮らしの役に立つように水を使う人は整水器が向いています。
日本トリムの「電解水素水整水器」は、「胃腸症状の改善効果」が認められた管理医療機器です。
ボタン1つを押すだけで「電解水素水」「酸性水」「浄水」の3種類の水を生成する、手軽で簡単に健康意識が出来る器械です。
美味しい水を飲むならウォーターサーバーがいいの?
家で水を美味しく飲む方法として最近増えているのがウォーターサーバーです。ウォーターサーバーには、天然水やRO水(逆浸透膜水)など水の種類や、購入型・レンタル型、さらには水道水を浄水するタイプなど様々な選択があります。
浄水器や整水器と違い、ウォーターサーバーを使えば、家で手軽に美味しい水を楽しむことができます。 まず、ウォーターサーバーでは厳選された天然水や、品質管理が徹底されたRO水を選ぶことができるため、水の味にこだわりたい方にはおすすめです。また、サーバーは冷水と温水を瞬時に提供するため、いつでも適温の水が飲めるのが大きなメリットです。 特に、冷水は冷蔵庫のスペースを節約でき、温水はお湯を沸かす手間を省けるため、料理やお茶、コーヒーの際にも重宝します。
さらに、最近のウォーターサーバーは定期的なメンテナンスが充実しているので水質も安心して飲むことができます。 水の美味しさだけでなく、家族全員の健康に配慮できる点もおすすめの一つです。
ウォーターサーバーは、防災の観点からも非常に優れた選択肢です。災害時にライフラインが切れていても、ウォーターサーバーの備えに置いてある水があれば、飲料水や調理用の水を確保できるため、特に、大容量の水タンクがあれば、数日分の水を備蓄することができ、家族全員の飲み物を確保するのに役立ちます。
また、災害時は水の安全性が重要ですが、ウォーターサーバーで使用する水はまず厳しい品質管理のもとで処理されているため、飲用時の安全性が高いのもポイントです。すぐに利用できることで、非常に温かい飲み物や簡単な食事の準備がしやすいことも、防災における大きなメリットになります。
そんな手軽に天然水やRO水の美味しい水が飲めるウォーターサーバーを6社に絞って、5年間使った場合のコストを比較しました。ウォーターサーバーの中にもボトル宅配タイプや水道水浄水タイプがありランニングコストが大きく変わりますので、水をペットボトルで購入してる方や水の味にこだわりたい方はこちらの記事も合わせてご覧下さい。
まとめ
一言で「水」と言ってもたくさんの種類があります。
たくさんある種類の中から、毎日使う水を使う方法は決まりましたか?飲み水や料理には体に安全な美味しい水を使いたいですね。日本の水道水は世界的に見てもそのまま飲めるほどの安全性の高い水とは言われていますが、それでも残留塩素やトリハロメタンなどの不純物が残ります。その残留塩素などを、浄水器や整水器を通すことで、家庭の水道水でも安全性の高い美味しい水を、料理や飲み水として使うことができます。
浄水器の設置費用は浄水器の種類ごとに変わりますが、設置さえすれば家庭の水道水が手軽に低コストで安全で美味しい水を使えます。ランニングコストは浄水器の種類やカートリッジの使用期間によって変わりますが、約2年使えるカートリッジや、月のレンタル料金を払えば高品質な美味しい水を使い放題できる浄水器もあります。
浄水器と整水器はウォーターサーバーやセントラル浄水器よりもランニングコストが安く、長期間使った場合でも経済的に使うことができます。
肌荒れやアトピーなどでお悩みなら、洗顔やお風呂のお湯にもシャワーにも使える家丸ごと浄水するセントラル浄水器がオススメです。
整水器には、水素水と浄水を切り替えて使うことができる、体の健康に嬉しい機能が付いています。種類が多くて迷ってしまいますが、水のこと・浄水器・フィルターのこと、カートリッジの費用や使用期間もじっくりと検討しましょう。
セントラル浄水器を選ぶ際は、価格や性能だけでなく、維持費にも注目することが重要です。価格比較のポイントや料金体系の違いを確認することで、安心して導入を検討することができます。セントラル浄水器は本体購入型とレンタル型があり、メーカーによって販売方法が変わります。トータルコストやサービスが変わるので本体購入とレンタルの違いを確認しましょう。こちらの記事では、価格も性能もバランスが取れた信頼できる「セントラル浄水器」のおすすめメーカー6選をご紹介します。
執筆者ie守りのプロフィール
職歴: 「材木・建材・住宅設備の営業職」として15年以上勤務し、新築やリフォーム物件向けに建築資材を提案・販売しています。
こだわり: 大工や工務店の皆さんに「常に新しい商品を提案する」ことを心がけています。これまでの建築資材営業の経験を活かし、建築会社からは得られない価値ある情報を発信します。
メッセージ: 建築業界のリアルな体験談を通じて、後悔しない家づくりをサポートし、毎日がHappyになるための情報をお届けします。
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